ご購入の流れ

日経アートからのお知らせ

トップページ > 日経アートからのお知らせ > 今年の“桜セレクション”は…?

今年の“桜セレクション”は…?

2013年から毎年ご案内している“桜セレクション”も、今年で3回目となりました。
 

これまで春夏秋冬の4枚セットでご案内していた、中島千波先生の「四季の花がたり」シリーズ
ご要望にお応えして額の装いも新たに“豪華版”として単品でもお求めいただけるようになりました。


中島千波『さくら』

季節の花はみな個性豊か美しいですが、桜ほど万人の心を和ませ、弾ませる花はないのではないでしょうか。
元気いっぱいの向日葵、可憐で切なげなコスモス、寒さをじっと耐え忍ぶ凛とした強さを持つ椿、
春の訪れを知らせてくれる梅など、どれも日本ならではの景色を作る大切な存在です。

その中でも桜は、春の“予感”にとどまらない、春を“実感”できる新しい季節・芽生えの象徴のようです。
桜の木は、花が咲いていない期間は実はとても密やかで、春とは比べものにならない存在感の薄さです。
いわゆる「木」のイメージを体現している、ありふれた樹木の一つのようにひっそりとしています。
よく見れば、その特徴的な幹の様子から桜と分かるのですが、意識しなければ中々わかりません。

そんな素朴な桜が人知れず長い間じっと力を蓄えて、春にその生命力を爆発させるがごとく
たちまち咲き乱れるという季節通じてのストーリーには、単純に「美しい」だけではない
生き様としての憧れを含んだ魅力を持ち合わせているのではないでしょうか。

「一花咲かせる」という慣用句にもあるように、日本人の持つ奥ゆかしさ・素朴さ、
そして大器晩成の願いを投影する存在として、桜はこれからも愛され続けてゆくことでしょう。

 

“桜セレクション”のパンフレットに載せきれなかった作品の中から、一部の作品をご紹介します。


佐野せいじ『又兵衛桜』
奈良県大宇陀本郷の一本桜。石垣に粘るように根を下ろした、美しくも力強い様子が描かれています。
澄み切った青空に薄紅色の花びらが映え、清々しい気持ちにさせられます。

 


柳原良平『桜と錨』
白波を立てて揚々と大海原を渡る船には、船長に扮するアンクルトリスが誇らしげに乗っています。
桜と花びらがリズミカルに配され、出会いと別れの季節を爽やかに彩ってくれそうな明るい雰囲気の作品です。


藤井勉『マリー』
「猫の12ヶ月」シリーズの中でも4月を表現した『マリー』は、柔らかな猫の毛並みと淡いピンク色の桜が
優しく調和した作品です。桜が主役ではありませんが、そこはかとない春の気分が漂っています。


国武久巳『蝶と桜』
水彩画で描かれた貴重な1点ものです。桜や蝶が細かく描写され、間近で見るほどに驚かされる作品です。
背景の上品なグレーのグラデーションが、静かな春を演出しています。

 

他にもまだまだ桜が登場するおすすめの作品がございます。
色々な作品の中から、お部屋のイメージや気分にぴったりの作品を探してみてください。