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根津美術館「染付誕生400年」展

春のような陽気の中、表参道駅を降り、みゆき通りを少し歩いて 根津美術館 に行ってきました。

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今年1月7日(土)-2月19日(日)まで開催中の コレクション展 「染付誕生400年」を観てきました。

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日本での磁器は、今から約400年前の1616年に、朝鮮半島より渡来した李参平(り さんぺい)氏によって、肥前(現在の佐賀県)の地で焼成されたのが始まりといわれています。(昨年はその400年のアニバーサリーで有田がにぎわっていましたね。)

その肥前磁器は「伊万里焼」として、染付や白磁、青磁や色絵と発展し江戸時代を通して隆盛を極めたそうです。今回の展覧会では、平成10年に山本正之氏が根津美術館に寄贈された作品を中心とした、17世紀から19世紀までの肥前磁器が展示されていました。山本氏のコレクションは130点以上、その状態の良さと、バラエティの豊かさに圧倒されます。

そして、今日のもう一つのお目当ては、“特別催事” 現代6作家による 茶室でみる磁器の現在

最終回(2月17,18,19日)は、重要無形文化財保持者‐ 十四代 今泉 今右衛門氏の作品です!!

庭園の茶室(弘仁亭・無事庵)にあがってゆっくりと拝見しました。

 

創造性と時間

未来へ向かう創造性と、制作に込められた実の時間、自分の生きてきた個の時間、

今泉今右衛門家の家の時間、有田の地に流れる歴史の時間、その交差する点。

 

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伝統と品格を兼ね備えた現代の色鍋島の作品は、美しい茶室により一層の趣きを感じさせます。

色絵薄墨墨はじき雪文深想磁壺

色絵薄墨墨はじき四季花文鉢

などなど・・・茶室にふさわしい逸品をごく間近で楽しめました。

木蓮の木に胡蝶蘭をあしらった花々など、モダンな雰囲気がさらに華やかさを増していました。十四代今右衛門氏にもお会いすることできました。とても優しい笑顔です・・・

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海外からの訪問者も多い都会の街中に佇む根津美術館には、日本のよさが凝縮されているようです。

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 次回は杜若の咲く頃にあわせて、尾形光琳の 国宝・燕子花図屏風も観に行きたいと思います。

同時開催中の 興福寺中金堂再建記念 特別展示 『再会-興福寺の梵天・帝釈天』 もお見逃し無く!

重要文化財・梵天(ぼんてん)立像と 帝釈天(たいしゃくてん)立像(ともに、鎌倉時代 定慶作)を並んでご覧いただけるまたとない機会です。

※こちらの展示は、根津美術館 展示室3にて、2017年3月31日(金)までです。