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葛飾北斎(かつしか ほくさい) 略歴

(1760~1849)
江戸本所割下水(現在の墨田区・両国付近)に生まれる。19歳の時、浮世絵界きっての巨匠・勝川春章に入門し「春朗」と号して役者絵などを描いた。のち狩野派をはじめ、大和絵や琳派、雪舟流、中国画など、各種の流派や画風を学習し、自己の作風へ吸収していった。
なかでも西洋画の影響は大きく、陰影法や遠近法を駆使した風景画はやがて名作「凱風快晴」を含む「冨嶽三十六景」へと大成してゆく。
北斎の旺盛な制作意欲は、肉筆美人画、狂歌絵本、読者挿絵など多分野に注がれ、『北斎漫画』全15冊、『富嶽百景』全3冊などを次々と生み出した。北斎は、生涯に亘って何事においても一点に安住することなく、自己改造・自己変革に努め、改号すること30回以上、転居すること93回という奇行は伝説的ですらある。
新しい表現の追求と旺盛な想像力のもとに生み出された作品は、西洋の画家たちに大きな影響を与え、今なお世界で最も有名な日本人画家のひとりとして記憶されている。

北斎は、天保5(1834)年頃から肉筆画の制作が中心となります。天保13年から翌年の12月まで、毎日厄除けのために「日新除魔」と名付けた墨画の獅子図を描きました。雄渾な筆致で描かれた「唐獅子図」は85歳の時の作品です。いわば北斎獅子図の集大成とも言うべき傑作です。

「百獣の王」獅子を「百花の王」である牡丹が華麗に彩り、荘厳さとめでたさを強調しています。

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版種 彩美版®
画面寸法 41×38.3cm
額(軸)寸法 額寸:58×60.7×厚さ3.5cm 軸寸:127.5×55.5cm
重量 額重量:約2.6kg
用紙 特殊絹本
価格 135,000円(消費税8%込)
その他

監修・解説:小林忠

原画所蔵:ボストン美術館(ウィリアム・スタージス・ビゲローコレクション)

*ボストン美術館の正式許可証添付

画像:Ⓒ2018 Museum of Fine Arts,Boston.

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