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日経アート特別新企画・『注目のアーティスト特集』

【日経アートが注目するアーティスト特集】

日本画・洋画・陶磁器・金工・人形・ガラス・・・アートの世界はジャンルが多く、また著名な作家を挙げるだけでも果てしない気がします。現代アートにおいても、立体・写真・映像・音楽・空間・パフォーマンスなどなど、さらに幅が広がります。そしてその評価や感じ方も十人十色、様々で無限です。

日経アートでは、気鋭の新人や人気アーティスト、また業界において重鎮といわれる作家など多くのアーティストの作品を販売していますが、本特集では、そういったジャンルの壁を越え、また国内外を問わず、日経アートが注目する芸術家についてその人物像や作品、活動状況などを独自の視点で紹介していきます。

 作家が作品制作において表現する意味や価値、そして可能性に寄り添って、作家の" いま " を作品を通じて皆様にお届けできれば幸いです。

 

【第1回】油彩画家で現代若手アーティスト・田中聖子

 - 海外生活で培われた独特の感性で日本を表現し作品を創り出す- 

01 富士馬 ⅰ 50f.jpg 

 

8歳から海外での生活を繰り返してきた田中氏は、自身の置かれた環境の中で様々なアートに触れ、 

それにより特異の感性が培われた。そして日本人という自身のアイデンティティも加わり、 

田中氏ならではの独特の作風で現在作品を制作している。

田中氏が作品制作のテーマとしているのはHumanimaliving」(ヒューマンアニマルリビング)。

これは田中氏が考案した言葉で、人間」「動物」「生活」を一つに融合させたものである。 

人や動物、物や食べ物、そして自然や建物や家具・・・

生きているものもそうでないものもそれぞれにみんな魂があり、そしてみんな平等。

それらに囲まれて日々を過ごしていることに田中氏は幸せや感謝を感じ、そしてその思いをキャンバスに 

ストレートに表現している。 

田中聖子氏との出会いは数年前、とあるレストランのオーナーシェフの紹介によるものだった。 

「すごく楽しい絵を描くアーティストが来ているから紹介するよ」

そのオーナーシェフは世界各地で日本食レストランやホテルを経営している方で、お店には多くの著名人やアート関係者が来られている。そして自身も大変なアートコレクターであり、もちろん田中氏の作品も所蔵、ロサンゼルスのレストランに飾っている。そのシェフがご紹介くださる人物ということでいったいどんな方だろう、と興味津々でいた。そして物静かな雰囲気の色白で聡明な表情をした田中氏を紹介されたのだ。

 田中氏の作品を初めて拝見したのは、その出会いから半年ほど経ってからのこと。

 作品の第一印象はシェフの言葉通り、「元気をもらえる作品だなぁ」というものだった。

 赤や黄色、青や緑などの鮮明な色を使った作品は大胆でパワフルだが、しかしどこかユニークでコミカル、そして優しさを感じるものである。それはやはり田中氏の「幸せ」や「感謝」の思いが作品に反映されているからなのであろう。

 田中氏の作品を代表する『富士馬』は、タイトル通り富士と馬をコラボさせた作品。

tanaka_seiko.jpg

 クロスさせた2頭の馬の頭部を日本の象徴、富士山に見立てた作品で、細部には桜や菊紋のほか青海波や格子など日本の伝統文様が随所に描かれている。また馬そのものも古くから「神様の乗り物」として最強の縁起物と言われていることから、この作品は「今風吉祥作品」ともいえる。現代的な作風でありながら描かれているものが日本的であるのは、外国での暮らしの中で確立された自身のアイデンティティによるものと思われる。

そしてもう一つの代表モチーフ『プードルマン』は、田中氏のテーマHumanimaliving」(ヒューマンアニマルリビング)をまさに表現したもので、カラーバリエーション豊かな作品シリーズとなっている。この作品を色違いで何点か並べて飾ると、きっと楽しいだろう。

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これら絵画制作のほかにも、ローソクの老舗で国内最大手メーカー「カメヤマローソク」とのコラボレーションキャンドルや京都の老舗呉服店「河内屋」監修の京丹後織 富士馬シルククッションなど絵画の世界から飛び出し日々の暮らしの中で一緒に過ごせるモノづくりにおいてもアートを表現している。

これからさらに活躍の場を広げていくであろう若き田中聖子氏。ますます目が離せない。 

 

田中聖子氏の カラーパンフレットのご請求は こちら

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