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『新・北斎展 HOKUSAI UPDATED』開催中!!【終了しました】

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世界中にファンを持つ北斎の約70年に及ぶ画業を、20歳のデビュー作から90歳の絶筆まで、その変遷を主に用いた画号によって6期に分けて紹介する展覧会。作品数約480件!と聞けば、こんな大規模展がいつまた東京で開催されるか?はたまた、早く行かないと、そのうち若冲展のように大行列になるのでは・・・?とはやる心を抑えつつ早速行って参りました♪ 

 第1章の勝川派の絵師として活動した春朗期(20〜35歳頃)は、「四代岩井半四郎 かしく」を筆頭に役者絵の錦絵で始まる。その後、勝川派を離れて肉筆画や狂歌絵本の挿絵といった新たな分野に意欲的に取り組んだ宗理期(36〜46歳頃)へ。この頃の「風俗三美人図」に見られるほっそりと足も長く瓜実顔の可憐な描写の「宗理風」美人に思わずみとれる・・・。2月21日からの展示替え後(後期)で見られる「美人愛猫図」や「柳下傘持美人図」を楽しみにまた来よう!と次へ進む。そして、読本の挿絵に傾注した葛飾北斎期(46〜50歳頃)。さまざまな名所絵や忠臣蔵の連作もてがけた時期といわれる。今回、初公開された「かな手本忠臣蔵」は見逃せない。個人的には「酔余美人図」の黒く強い線描の下のしなやかな女性の体躯に心惹かれる・・・。人気の「蛸図」で足を止める人も多い。さらに第4章では、多彩な絵手本を手掛けた戴斗期(51〜60歳頃)を紹介。ついに「北斎漫画」の誕生!そのほか、印籠や鐔、根付けなどの意匠もてがけられたその多岐にわたる才能にまた感動し、第5章へ。錦絵の揃物を多く制作した為一期(61〜74歳頃)は、北斎を象徴する時代。色彩も美しい、花鳥画や武者絵が華やかに並ぶ。誰もが知る「冨嶽三十六景」もじっくりと堪能。その傍らで、ぜひ音声ガイドとともに味わいたいのが「百物語 お岩さん」(語り・神田松之丞)。描かれた時代にタイムスリップするかのような演出・・・・。最終章は、自由な発想と表現による肉筆画に専念した画狂老人卍期(75〜90歳頃)。「弘法大師修法図」の大作をみつつその壮大な画業に思いを馳せる。

- 北斎、90歳、死にのぞんで、大きく息を吸い、あと10年余命があればといい、しばらくしてさらに5年の命をたもてれば、本当の絵描きになれただろうと吃りながら没したという。 - 

とても短い時間では物足りず、後ろ髪ひかれるおもいで閉館時間に会場をあとにした。

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皆様もぜひ北斎ワールドへお出かけください!!


新・北斎展 HOKUSAI UPDATED   

  会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)

  期間:2019年1月17日(木)-3月24日(日)まで ※2/19.20.3/5休館

  開場時間:午前10時-午後8時 ※火曜日は17:00まで、入館は閉館30分前まで

  展覧会公式ホームページはこちら>>>

 

◎日経アートでは、会場でも展示中の「肉筆画帖」をはじめ北斎の作品を取り扱っています。

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