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紫陽花を描いた作品を集めてみました

紫陽花が見ごろを迎えました。

なぜかよく目につくのは、花にボリュームがあるからだとばかり思っていましたが、

今朝ふと、低木樹だから傘をさしていても見やすいのかも?、と感じました。

どんな花も、誰かに気付いてもらうために、それぞれにとって最適な場所で咲いているのかも知れません。

 

紫陽花の花の色は、土壌の性質に左右されているそうです。

鮮やかな赤紫や、涼しげなブルー、やさしいペールグリーン…

今日はそんな紫陽花を描いた作品をご紹介します。

 

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山田伸「煙雨」

雨にけぶる中、静かに寄り添う二つの紫陽花。

他の花が雨に色褪せ、花弁を落としてしまうことが多い中で、

雨にも動じず堂々と咲き誇る様子から、美しいだけではない、内に秘めたる強さを感じます。

4号サイズと、さりげなくお飾りいただける優美な日本画作品です。(1点限り)

 

 

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…池尻育志「紫陽花」

油彩によって緻密に描かれたしっとりとした花弁の1枚1枚、

そしてその花を引き立てる深緑のつややかな葉、

スポットライトが当たったかのような演出…まるで紫陽花の肖像画のようです。

現代的な細身の黒額は、サイズが70×70cmと大きめゆえ、お部屋にインパクトは与えつつも、

清潔感のある、すっきりとした印象をもたらしてくれる作品です。(1点限り)

 

 

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阿部千鶴「午後の庭」

この絵のどこに紫陽花?と思われるかも知れませんが、よく見てください。

少女の髪飾りに、淡い水色のガクアジサイがそっと添えられています。

深紅の大きな花(ダリアでしょうか?)を引き立てるような奥ゆかしさを感じます。

後ろの薄紫の丸い花は、アリウム・ギガンチウム、どれも6月から7月ごろに咲く花ですね。

かわいらしい少女と猫の戯れを彩る、季節の花にも見ごたえのある素敵な作品です。(1点限り)

 

 

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神坂雪佳「紫陽花」

神坂雪佳は1866年、大政奉還の前年に生まれ、第二次世界大戦中の1942年に没しました。

決して穏やかではない時代の中で「近代琳派の巨匠」と呼ばれるに至るまで

絵画はもちろん工芸意匠図案を学んだことは、日本のデザイン界に多大な功績を残したと想像に難くありません。

そんな日本の近代デザインの立役者の一人が描いた紫陽花は、雪佳らしい素朴な味わいがあります。

本作は木版画ですので、そんな優しい風合いがより感じられる仕上がりとなっています。

激動の時代においても、傍らに咲く紫陽花にふっと心をとめる…雪佳の眼差しを時を超えて感じる作品です。

 

 

梅雨の季節ももうしばらく。

次はお部屋に紫陽花の絵を迎えてみてはいかがでしょうか。